あれから数年が経った。
 この国は前国王が考えていた通りに、自然を残して近代化した美しい国に成長していた。
 広場の片隅のオープンカフェに一人の男。行儀悪く脚を重ねてテーブルに乗せ、背もたれに体重をかけて頭の後ろで手を組み、顔に帽子を乗せて煙草を吹かしている。

「おじさん」

 意外と近くから聞こえた声に、男は鈍く反応して組んでいた手を解くと帽子をずらして声の主を見た。
 若い男。子供のような人の悪い笑みを浮かべている。

「あぁ? 誰だ」
「忘れちゃったんですか? 僕ですよ」

 オーバー気味に呆れたように肩を竦ませる。裏腹に笑みは崩さず、声は楽しそうだ。
 その様子に少々ムッとしつつも思案する男に、若い男は呼びかけた。

「パパ♪」

 この国で、その呼び名。
 男は一瞬目を見開き、テーブルから脚を退けて座り直し、帽子を被り直した。

「お前…坊主か」

 若い男ははにかんだように微笑んだ。

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ルパンvsコナンにて。
体が元に戻って王女の結婚式に皆集まればいいじゃない。
あと関係ないけど王子×伯爵とか良いと思います。何もないから捏造し放題だな!
【080329】










































【休日昼間、駅構内にて】

…あ、

ん…?
…不動峰の神尾、か?

は、はい…
…えーと…、珍しい、ですね、
手塚さんが、こっちに来てるなんて

ああ、ちょっと…用があってな

そう、ですか…

………

………

………(ヤバい、すごく気まずい…)

あの…、

(………)…神尾、

え、はい

少し、話さないか?

え…あの、でも…
…いいんですか…?

ああ、もう帰るところだからな
…迷惑だったか?

いえ、全然っ!

そうか、良かった

(…こんな風に、微笑うんだ…)


【休日昼間、駅ホームにて】

スイマセン、奢ってもらっちゃって…

缶ジュースの一本くらい、気にするな

いえ、…ありがとう、ございます

――カシュッ

(…とはいえ、)
(相変わらず気まずいな…)
(てゆーか、何から話せば…)
(………)
(…横顔、キレイだな…)

…ん? どうかしたか?

な、なんでもないです
(うわ…顔が熱い…)

………
今日は、部活か?

あ…そうです
今度近くの学校と練習試合があるんで
みんな、張り切ってるんです

試合、か…
羨ましいな

(ああ、そっか)
(この人も引退してるんだ)
…部活に顔出したりとか、しないんですか?

あまり、な
でしゃばって、皆のプレッシャーになってもいけないと
思っているしな

そうですか?
緊張感があっていいと思いますけど…
それに…来てくれたら、嬉しいですもん

…橘も来るのか? その試合

はいっ!

フフッ、それじゃあ負けられないな?

モチロン勝ちますよ!

頼もしいな


【休日昼間、駅ベンチにて】

あの、手塚さん

なんだ?

その…余計なことだとは思うんですけど…
オレでよかったら…

………

(うわ、そこで詰まったら変な誤解されるじゃん)
(ああでも上手く喋れねぇ)
あ、あの、やっぱりなんでもな、

そうだな、
たまには息抜きも必要だな
…神尾、

は、はいっ

今度付き合ってくれないか?
ペンよりもラケットを持ちたい気分なんだが

え、あ…
………はい!


「――とゆうワケでメアド交換したんだけど、どうすりゃいいんだ深司!!」
「知らないよそんなこと」

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お告げ(夢)で塚神が降りてきたので接点作ってみた。
拍手用にしようと思ったけど恥ずかしくなって止めた。
【080604】












































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